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③語彙力と文章力

どうも、七緑です。


今日もまた日々の取り組みの一部をご紹介します。

今日は映画についてです。


まあ、映画に限らずアニメやドラマ、その他の映像作品も含めてですね。

ジャンルや製作国に関わらず、視聴するよう心掛けています。最近の事なので、心掛けるようになったというのが正確でしょうか。

もちろん、好みはありますから、関心を持ったものに限られてしまっていますが、先入観を持たないよう気を付けています。

特に、映画は無差別に視聴出来るようになって来ているかなと思っています。

そしてその結果、映画の打率の高さに驚きます。全くつまらなかったという事がほとんどありません。

好みかどうかは別にして、完全な駄作に出会う機会なんてそうそうないんだなぁと感じています。

私の視聴本数なんてたかが知れていて、月10本にも満たないですが、これでも学生の頃よりはずっと見るようになりました。Netflixさまさまですね。

駄作に出会うのなんて、自分から探しに行かないと見つからないような気がします。


前述も含めて曖昧で不明確な内容で申し訳ないのですが、私の感覚について話させてください。

これは想像ですが、良作率の高さは映画という映像作品がエンタメ系映像業界の頂点に君臨しているからなんだろうと思います。

映画制作にメインで関わる監督やその周辺の人間になるには、相当なプロセスを踏まなければなりません。そして、映画自体も資金的な意味でも、その他の権利的な意味でも相当な要件をクリアした上で成り立つ映像作品の王様的な地位に君臨しています。

YouTubeで動画を投稿するのとは、その難度が比べものになりません。

だから、平均的に質が上がります。


私は元々アニメ好きな私ですが、アニメのみを盲目的に愛していると言うわけではありません。むしろ、歳を重ねて最近のアニメ作品に疑問を感じる機会が非常に増えています。


実は、深夜アニメの衰退を実感しています。そして、オタク文化として最も多く触れて来たアニメ作品全体の衰退を危惧しています。エヴァ再放送前後から活発になった深夜アニメ文化だそうですが、今では深夜にたくさんのアニメが放送されているのが普通となっています。

そして、それらのアニメ作品は均質的になりつつあると感じています。オタク向けの作品として作られ、それを喜んで享受するオタク達。私もその中の1人なのかも知れませんが、だとしてもそこに留まり続けたくはありません。私が中学生の時に魅せられたあのアニメ作品達には今の作品にはないクリエイターの創作意欲のようなものがあったように思います。

書いていて、懐古厨のセリフだなと思いました。それでも、私は訴えたい。

今のままでは、アニメ業界は間違いなく衰退します。

世代は変わります。

アニメ好きのアニメだけを見てきた私達の世代がアニメ制作に携わり、中身の無い表層的な満足感を与えるだけの中身に、重厚で世界観抜群の包装紙で包んで提供する。

それを受け取る未来の成人達はどんな人間に育つのでしょうか。

アニメオタク文化が村社会過ぎるのです。

その第一歩としてほんの少しだけ手を伸ばしましょう。

私はアニメに留まらずいろんな事を知ろうと思って生活しています。

映画やドラマなどのカテゴリの微妙にズレた選択肢をあえて選ぶという行動の積み重ねが村社会を改善する糸口だと考えています。

微力ながら、貢献出来たらと思いますし、この宣言によって私自身の活力になばと思っています。


熱が入って長くなってしまいましたが、共感出来ずとも、アニメ業界について考えるきっかけになってもらえたら嬉しいです。


では、近いうちに。