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①キャラクターの性格

どうも、七緑です。

 

前回までは「魔術という設定」についてお話していました。既存の作品から下手に影響を受けてしまうと失敗の原因になりかねないと分かった、良い経験だったと思います。

 

今回は「キャラクターの性格」についてです。

あなたに理解していただけるのか不安ですが、どのような失敗だったのか話していきましょう。

M.Iでは前述の通り、他作品から受けた影響が大きすぎて、設定や世界観のパートが肥大化し過ぎたと考えています。

その結果、キャラクター達の心理描写がおざなりになってしまいました。

 

元々、私が物語を享受する上であまり関心がないのがキャラクターの性格です。

キャラクターの心理描写はもちろん物語の展開と密接に関わりあるので、そこには一定以上の関心はありますが、もともとそのキャラがどんな性格なのかはあまり関心がありませんでした。

関心がないというか、好き嫌いするべきではないという感覚でしょうか。

好きなキャラクターはちゃんといますし、その理由に性格という要素が関わっている事は間違いないので、無関心というわけではありません。

 

ただし、物語を考える上でキャラクターの性格に偏りが出てはいけないという、心理からあまり関心を持たないようにしていたんだと思います。だから、しっかりとキャラクターの性格を設計できず、バックボーンの薄いキャラ達で物語が進行していくことになります。

物書きの初心者としては、まずはよく聞く「筆者の一部分与える」ような考えでもいいのかなと思っているところです。(M.I執筆開始時にはとても懐疑的でした)

次回はキャラクターの性格をどのように設計するのか考えたいと思います。

 

 

では、近いうちに。