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②魔術という設定

どうも、七緑です。


前回の続きからお話していきましょう。

オリジナリティを後から付加する事に問題があるならどうすれば良いだろう、と考えるようになります。


"魔術への憧れ"の正体は何なのか。

そこから考えないと始まらないでしょう。

前述では、「学問的に捉えて、設定を深掘りする事により、世界観に広がりを持たせているところ」が好きと言いました。

つまり、一つの空想的な概念によって引き起こる物語が描き出すリアルな世界観に私は感動していました。


では、唯一取り入れる空想的な概念が必ずしも魔術である必要は無いのではないかという思いに至ります。

だからこそ、M.Iの執筆を中止したのです。


これは決して、後ろ向きな決断ではありませんでした。

必要なステップだと私は考えています。

もっと前に気付ければという気持ちはありますが、それ以上に今自力で気付けた事を幸運だと感じています。

より良い作品作りが出来るよう精進しつつ、限りある時間を使っていければと思います。


では、近いうちに。