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「神道と神社の知られざる秘密」という本

どうも、七緑です。



Audibleで「神道と神社の秘密」という本を読みました。

日本の神話に関する情報や神社を中心とした決まり事について、知らないことが多くあり面白かったです。

中でも、神職に関してほとんど知らなかったので、どうやってなるかが知れて良かったです。


神道において、神社を管理し、神様を祀っている神職には階位と呼ばれる階級があるそうです。それは、「浄階(じょうかい)」「明階(めいかい)」「正階(せいかい)」「権正階(ごんせきかい)」「直階(ちょっかい」などに分けられます。


直階は禰宜になる資格が得られます。

権正階は宮司に就任できます。宮司とは、その神社を統括する長のことです。

ここまでなら、講習会を受講するか、神道系の大学か、神職養成機関を受講すれば、なれます。さらに正階に関しても、認定試験に合格すれば与えられます。

しかし、正階までがなれるのは、一般神社の宮司まで。神社本庁が別格神社に指定する由緒ある神社の宮司となるには、さらに一段階上の明階になることが求められます。

そのためには神社本庁の推薦状がなければ受けられない認定試験に合格する必要があるため、一般人には困難な道のりだそうです。

一番の近道は、皇学館大学、國學院大学で明階総合課程を履修し単位を取得するとともに、神社本庁の成績審査に合格することらしいです。そうやって明階になったものだけ、全ての神社で宮司になれます。

浄階は最上の階位で、神道研究に貢献したものに与えられる名誉称号でもあるので、現場のトップは事実上明階となります。


今考えている話の中で、神道に関係する事柄を書く必要があったので、勉強する必要がありました。

神職自体馴染みがないので、まだまだ調べが足りませんが、驚きや発見はありました。案外しっかりした資格試験として扱われているのですね。



では、近いうちに。