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「エンタテインメントの作り方」って本

どうも、七緑です。



今回は、Audibleで新しい本を聴いたので、それについてお話しします。

貴志 祐介さんの「エンタテインメントの作り方」という本です。

悪の教典で知られる貴志さんが、小説を書く上で気をつけるべきポイントを自身の体験と共に解説してくれています。

自分用に覚えておくためのメモとして、自分が気になったポイントをまとめておきます。


ホラーでは、「どうなってしまうのか」と考えさせることで、読者はページを読み進めたいと思う。


飽きさせない工夫として、早い段階で対立軸を生むことが有効。そして、プロップ段階で対立軸を明確にすることは、ブレないストーリー作りのコツでもある。


小説執筆の初心者には、3人称視点での表現をおすすめする。気を付けなければならないポイントが多く、描写できる項目が減ってしまうから、工夫が必要となるからだ。


キャラクターは、著者の性格に寄りがちなので、実在する人物をモデルにして設定すると良い。自分と近しい人物をモデルにすると、「あの人ならこう言うだろう」という想像がしやすく問題が起きにくい。


新人の作家にありがちなのは、社会問題や人類などへのマクロの視点における主張を強く出し過ぎてしまうことだ。例えば、登場人物が説教をしたり妙な演説をさせてしまう。そこまでハッキリと言わずとも伝わることはあるし、主張が明確過ぎて読みにくくなってしまうと言う懸念もある。



新人作家ですらない私ですが、志は高くこれらのポイントを抑えて書き進めようと思います。

では、近いうちに。