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1作目の全体像

どうも、七緑です。



短編を先に作っていくという話がありましたが、具体的に一作目はどんな話にするか、考えていきます。


ストーリー

主人公は大学教授。刑事が大学へ訪ねてきて、協力を求めてきたことにより、事件と関わりを持つことになる。初めは消極的だった主人公だが、次第に知的好奇心が芽生えて真相の究明に没頭するようになっていく。

捜査は難航していたが、根拠のない自信のようなものがあった主人公は、寝る間を惜しんで調査に明け暮れた。

しかし、結果から言えばその熱心さは知的好奇心とは全く異質なものだった。主人公自ら謎に近づいていたのではなく、謎が主人公を招いていた。誘惑していたのだった。その謎の一端を垣間見た主人公はひどく動揺し、恐怖する。関わってはならない何か恐ろしい存在だと感じた。この事件には裏があり、その正体には決して触れてはいけない。死よりも苦しい凄惨な最期を予感する。

解決の糸口に手を掛けたように見えた主人公だったが、これ以上この事件に関わることはもうやめようと決める。知る限りの情報を刑事へ話して、日常に戻ることにした。

その一月後、主人公は破裂自体として発見される。



事件概要

ある日、頭部が内側から爆破されたような死体が発見される。調査の結果、妙なことに脳の容量よりも明らかに少ないようで、犯人によって持ち出されたと考えられる。その目的等は不明で調査中。周囲との目立ったトラブルはなく、怨恨による犯行は考えにくい。事件現場が人通りの少ない路地裏である事から、たまたま通り掛かった被害者への通り魔的な犯行という線で捜査を進めている。

そして、捜査は全く進展しないまま、第二第三の事件が起きる。いずれも、1件目と同様の破裂死体遺棄事件だ。事件現場の状況から同一犯ひよる犯行とみて捜査をするが、手掛かりが掴めないまま、ただ時が経っていく。



今は、こんなところで締めておきます。

この話のゴールは見えた気がするので、見切り発車でもいい気がしますね。

では、近いうちに。