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今後の方針

どうも、七緑です。

今回は濁りに染む華の方針について思うところがあるので、それについてお話します。



単刀直入に言うと、メインストーリーから制作せずに、サブストーリーから制作していこうと思います。

理由は3つほどあります。


まず、ひとつは、一作目の完成が遠くなってしまうからです。初めにメインストーリーから取り掛かりました。大まかなストーリーラインを決めてから、必要な設定を詰めている段階です。しかし、細部まで決め切らなければ、実制作に取り掛かる踏ん切りがつかない予感があります。性格的な問題もあるでしょうが、何より求めるクオリティを満たすための準備には時間が掛かることが分かりました。


次に、ホラーサスペンス的なジャンルに必ずしもマッチしていないからです。思い返せば、私が子供の頃から好きな作品は長編映画や長編小説(子供の頃はほとんど本を読んでいませんが)というよりもほん怖や世にも奇妙な物語、文庫本で出ていた短編がたくさん載っている学校の怪談などです。アニメの学校の怪談も好きでした。ほとんどの話が1話完結で、ラストに、現実の話かもしれないと思わせる演出があったりして、引き込まれていたことを覚えています。

さらに、クトゥルフ神話や夜市という作品に触れて、好みの方向性からして、こっちだという確信があります。


さいごに、尺に関する制約はマヤカシだからです。最近は映像コンテンツの覇者だったテレビと映画に成り代わるように、NetflixYouTubeが台頭してきました。それらがもたらした革新はいくつもありますが、その中で尺に関する制約はプラットフォームによって縛られた不思議なものだったと気付かされました。テレビに関していえば、放送枠の都合上30分ごとの番組にしなければなりません。映画に関しては足を運ぶことと、作品ごとに支払う都合で、一定以上の満足感を与える必要があります。アトラクション的な要素も孕んでいると思いますから、ジャンルによって向き不向きもあるかも知れません。私が制作しているコンテンツは、ネットでの配信を検討しているため、それらの制約とは無縁なわけです。



以上、三つの理由から制作の方針を変更します。

では、近いうちに。