どうも、七緑です。
第9回創作進捗報告会を行いました。
今回はほか2名も参加でき、フルメンバーで行えました。
メインの話題となったのは、「今制作している作品の主旨について」です。
まず、現状に関するはなしですが。
この報告会が後押しにもなって、一次創作について真面目に取り組んでいる最中ですが、ある程度進めてみて改めて思うのは、完成までの道のりが途方もないということです。
ネット社会の追い風もあり、コンテンツが溢れかえっているわけですが、様々な良質なコンテンツと勝負することを考えると、どうしてもクオリティラインを上げざるを得ません。
しかし、1人で制作する場合、日常の制約が足枷になって、1日あたりの成果には限度があります。だから、クオリティを上げるために、単純に制作期間を伸ばすという結論に至りがちでしょう。
実際、完成時期を決めずに走り始めてしまっているし、それを考え出すと頭が痛くなるので目を背けている節もあります。
果たしてそれは、目的のために最善でしょうか。
そんなことをなんとなく考えていたのが、去年の話です。
歳が重なり、まだ先だと思っていた30歳が見えてきたこの歳で、焦りを感じます。
現実的な計画を立てて取り組みたいと思い、作り始めたのがインフェルノ、つまり濁りに染む華です。
これは、マイノリティ・インフルエンスのストーリーに関する不満点がメインで作り直す
ことにしたという話を以前しましたが、それに加えて、ノベルゲームという形式が最善じゃないのではという思いも同時にありました。私が表現したいのは、ストーリーであってゲームはあくまで手段です。
その上で、最終的にはアニメにしたいのです。
ですが、先程の話でもあったように1人あたりの作業時間はどうしても限られています。1人でアニメを作るのは無謀でしょう。
だから、現在制作中の濁りに染む華は、仕方なく割り切っているところがあります。
それは、「企画書的な役割を果たす作品」になるように作っているということです。
イメージボードとストーリーで作品の程をなすようにします。エンタメとして不足している状態で発信するという意味ではありません。
それ単体でも十分楽しめますが、それだけでは終わらないというような先を見据えた作り方をしようと試みています。
そんなことを考えながら、報告会に臨みます。にょもすけ氏は横スクロールアクションゲーム、桜空乃氏は不確定ですがノベルゲームとして作るのはどうかと模索中という状況です。
これは2人とも遠い道のりを無自覚に選択しているのではないかと思い、「企画書としての役割を成す作品」の完成を目指すのはどうかと勧めました。
すると、案外この話がしっくり来たようで、最終目標と短期目標の再設定、それに準じた作品形式の選定をしてみようという話になりました。
道は長く険しいようですが、きっと今立っているこの場所から地続きなはずです。
協力しながら、しっかりと着実に急いで進み続けます。
では、近いうちに。
コメントをお書きください