どうも、七緑です。
今回は、倫理降神教の開祖に関して考えます。境常神道から独立するような形で始まったわけですが、その時何があったのか想像してみます。
この物語にとって、神々とはどんな存在なのでしょう。彼らは常世に住んでいて、現世の物理法則を無視した形状で顕現します。存在するはずのない彼らは、それ自体が恐怖そのものと言っても良いでしょう。そのため、現常の境界を曖昧にすることで、神々の顕現を望む倫理降神教の信者達は、総じて狂っているべきでしょう。
倫理降神教独立には、信者達を狂わせる何かが必要だと考えます。
それは例えば、夢です。
神々に魅せられた夢によって、自我が崩壊するような理解不能な何かを見ます。
そして、ある意味では魅了され、その狂信的な興味はいずれ組織の混乱を招くわけです。
夢の他にも、幻聴や幻覚。記憶障害なども良いかも知れません。
「知らないはずなのに、何故かそれを私は知っている」
なんてのは、なかなか恐ろしいと思います。自意識は保ったまま、部分的に洗脳状態にあることを予感するというのは、ある意味では死よりも酷です。
倫理降神教の彼らは、神々の襲来による精神異常を、神々が人類に接触しようとした副作用だと考えられています。
本来の目的は、人類進化の手助けや神々と人類の同一化など、別にあるとしています。
そのような主張を始めたのが、後に倫理降神教の教祖となる1人の男でした。
当時、彼は境常神道の信者で、その方針に疑問を感じるようになります。
そして、共感した信者を引き連れて、独立するわけです。
しかし、先ほども話した通り、倫理降神教の彼らは部分的洗脳をされている状態なので、正常な判断なのかは分かりません。単純な価値観の差ではないということです。
倫理降神教独立に関して、考えました。これ以上詰めるには、教祖のキャラクター設定と神々についてもっと具体的にする必要がありそうです。
では、近いうちに。
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