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③第七回創作進捗報告会

どうも、七緑です。



前回から話を進めまして、いよいよデッサン力を鍛える練習法について考えていければと思います。


(1)形が取れない問題の解消

これは前述の通り、人体の構造を理解するといったありがちな練習法でカバーできるはずです。それでも難しい場合は、以降の問題も複雑に絡み合っている可能性が高いので、そのまま(2)(3)へ進むのもありだと考えます。


(2)形は取れるが、構図に適していない問題の解消

キャラクターイラストにおいて、ポーズはかなり限定されているように思います。各部位ごとに見て、使用する角度は限定されているということです。ですから、まずは苦手意識のある部位を選択して、使用頻度の高そうな角度やポーズはどんなものがあるか考えて、それぞれ参考になる画像を用意します。

そして、それらを模写します。

ここで重要なのは、参考画像はなるべく実写である方が良いということです。もしくはデフォルメの効いていない絵柄を選択します。絵柄と違うから、あえて自分の絵柄に描き変えるという余地はこの場合不必要だと考えます。「練習の練習」という逃げる余地を与えてしまうことで効果が極端に減るからです。



(3)形も取れるし、構図に適しているがなぜかしっくり来ない問題の解消

各部位ごとに自分の目指す絵柄と照らし合わせて、確かめていく必要があると思います。

手のゴツさ、指先の形、首の長さ、鎖骨の出ている感じなど。ここに関してはまず、部位ごとに切り分けて考えるのが重要でしょう。バランスを意識すると難易度が跳ね上がるので一歩ずつ慎重に進めます。

それから、鎖骨と首などの隣接した部位を繋げて把握してきましょう。そして、本当に理解できたかどうかは、やはり模写で確かめます。

この練習は非常に地道ですが、根気強く続ける必要があります。焦らず着実に、進めましょう。



まずはこんな事を実践したいと考えています。全体的なポイントとしては、あまりにも複雑に絡み合っている情報を、意識的に細かく分解して、ひとつずつ取り組むところにあります。

基礎力は自力で身につけられることを証明したいです。



では、近いうちに。