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畏怖の対象

どうも、七緑です。


今回は畏怖の対象について、話したいと思います。


あなたは子供の頃怖かった事、もしくは今も尚怖い事はありますか。

私は子供の頃を思い返してみると、暗闇が怖かった気がします。大多数の人がそうだったかも知れませんが、何か恐ろしいものが襲い掛かってくるのではないかという想像が広がり、怖がっていました。

大人になるとその感覚は薄れていきました。恐ろしいものが存在しないのだという知識によって、想像の範疇が狭まってしまったのでしょう。ある意味ではロマンに欠く考え方しか出来なくなってしまったのです。

出会った事はないけれど、もし存在していたならば。もし暗闇の中に潜んでいたならば。想像は未確定な情報の中にしか生きる事ができません。知識が増えて、未知という暗闇は次第にその領域を狭めていきます。

私はもう一度畏怖の対象を取り戻したい。

だから、未知の領域の可能性を増やして、「かも知れない」という暗闇の領域を広げようと思います。


お化けや妖怪のような存在は、暗闇の現象からコンテンツが激減して、語られる事がなくなりつつあると思います。しかし、彼らは絶滅した訳ではありません。生息地域を現実世界から空想世界へ移し、息を潜めて活躍の機会を窺っている訳です。


では、近いうちに。