どうも、七緑です。
前回の続きからということで、現状の分析と今後の課題を考えていきます。
<現状の分析>
最近はイラストレーターとして活躍されているさいとうなおきさんの動画をたくさん視聴しておりまして、そこで得られた視点や価値観を意識的に入れ込んでイラスト制作に取り組んでいます。
具体的に言えば、数ヶ月前の私はデッサン力に関して抱えている問題が多くあると思っていました。確かに、現在もなおデッサン力に関しては向上する余地は多分にありますが、それよりも大きい問題は他にあったと気づく事が出来たのは前述の動画による影響が非常に強いです。
当時はイラストを描き始める時、ラフという工程でなんとなく素体を描いてからその上に顔や髪や服を描いてから下書きへと移行していくという流れでやっていました。その中でラフの時に浮かんだ構図がうまく形に出来ず、描いてみては消してを何度も繰り返すうちに単調な構図に落ち着いてしまい、デッサン狂いのない(ように見える)イラストとして完成させられるのは動きのない構図ばかりになってしまっていました。それに対して、私は"浮かんだ構図に対してそれを形にする事ができない"という事は"デッサン力が足りない"と感じていました。しかし、それはどうやら間違いだという事に気が付きます。間違いというか、課題の解決にはデッサン力よりも大きく影響している問題がある事がわかったという話です。
それは工程を統合し過ぎていたという事です。ラフの段階で人体の構造について考えつつ、試行錯誤しながら構図を探るというやり方をしていたのが難易度を高めていました。もっと細分化する事で、階段を一段ずつ上がる事ができ、より思考を整理しながら描き進める事ができるようになります。
これは私にとって大きな発見でした。私としては横着せずに丁寧に描き進める癖を付けているつもりでしたし、感覚派というよりは理論を一つずつ積み上げる方なので、それでも意識的に細分化する必要がある要素がまだあったのかという驚きがありました。
結果、自分のイラストは一段階階段を登る事が出来たように思います。
見栄えを意識するという点においては、構図だけでなくさまざまな要素を取り入れる事が出来ていますので、その意味では満足感は多少あります。
しかし、Twitter社会という世間からの風当たりはまだまだ強いです。
だから、これからも練習していく所存でございますので、よろしくお願いします。
具体例を出したので、今後の課題が書けませんでした。
次回、続きをお話しします。
では、近いうちに。
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