どうも、七緑です。
新入社員が来て、1ヶ月が経ちました。
うちのような弱小に3人も来てくれて、ありがたいです。
現在はまだ研修期間で、通常業務には入っていません。
うちにはちゃんとした研修プログラムが無いので、前話数の内容を踏襲してもらい、様子を見ます。
無事育ってくれれば良いのですが、雲行きは怪しいです。。
言うまでもありませんが、アニメ業界はブラックです。
作画アニメーターの劣悪な労働環境はメディアで取り上げられているので、周知の事実かと思いますが、我々CGアニメーターもその悪しき風習の中で生きているわけです。
一部の企業(大手)から、体制の改善は試みられているものの、まだまだです。
それは、ビジネスモデルの破綻、労働者の意識、経営者の適性や昔からの習わし、など様々な理由があるようですが、今回考えるつもりはありません。
ただ、言いたいのはうちのような中小だけが、特権的にホワイト化される訳がない。通りがないという話です。(別に会社の方を持つつもりはありませんが)
とりあえず現状で新人に求めるのは、今の体制で1人月分こなせるスピードと忍耐。そして、人柄です。
事実、ベテラン(うちでは4年以上ですかね)だけで取り組めばノルマは余裕でクリアできます。
※「ノルマ=期限に間に合うかとペイできるか」
だから、そこまで到達出来ていない新人は労働時間を増やす事で、成果物の量と質を上げるわけです。
新人社員に試されているのはそこに耐えられるかどうかなのですが、なんとも苦しそう。。
集中力がすぐに切れて、間食で休憩時間をアピールして、定時には早々と帰宅します。
やりたくない仕事で選ぶような業種ではない事はあなたにも分かると思います。
だからといって、ブラックな環境を受け入れろと言うつもりもありません。
でも、やりたくて入った業界でしょう。嫌々研修を受けて、肩身が狭そうに定時には小さな声で「お疲れ様です…」と言って帰宅するなんて、やってる事が不思議だなと感じます。
経営者でも新人でもない、私の目線から見える彼らに対して思う事でした。
では、近いうちに。
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