どうも、七緑です。
今回からは物語としての体裁を整えるために、プロット化を意識して進めていきます。
まずは、キャラクターアークに重きを置いて考えていきます。
参考にしている書籍をご紹介します。
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キャラクターからつくる物語創作入門
「キャラクターアーク」で読者の心をつかむ
著:K・M・ワイランド 訳:シカ・マッケンジー
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キャラクターアークとは、登場人物のたどる変化の軌跡のことです。
上記の本では、そこを主軸に物語を構築するヒントを与えてくれます。
全ての解説をしているとキリがないので、割愛します。
気になった方は手に取ってみてください。
それでは、参考書籍の章立てに沿って進めてみましょう。
<人物が信じ込んでいる「嘘」>
井垣悠景は、"自立"とは他人に頼らず自分自身の力だけで生きていく事だと信じています。逆に言うと、他人に力を借りる事を嫌います。それは、幼少期の経験が影響しています。両親の死因について祖母は死ぬまで嘘をついていました。だから、他人は嘘をつくもので、完璧には信用出来ないと考えています。
<人物の「WANT」と「NEED」>
・「WANT」
自分一人で暮らす事ができる力を欲しがっています。
・「NEED」
自分が楽しく暮らせる環境を必要としています。
<人物の「ゴースト」>
育ての親である祖母は死ぬまで嘘つきでした。唯一頼れる身内は主人公に隠し事がありました。それはのちに、主人公のためであった事が分かります。
長くなってしまうので、今回はここで区切ります。
では、近いうちに。
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